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2011年03月04日

【映画】そのB「毎日かあさん」

それでは、3本目〜。

mainichi_kahsan.jpg
「毎日かあさん」

こちらは(結構有名になったもんだよなぁ;;)女流漫画家の西原理恵子氏が毎日新聞に週一で連載している漫画、
「毎日かあさん」の実写映画版です。
…よく実写化できたもんだなぁ・・・。
でも西原氏の作品の中では、これが一番「西原理恵子」らしい作品ともいえますw。

正直言うと、この西原理恵子氏という作家、というか人物は、私から見てるとホントに異次元の存在とも言える
程に、その価値観・世界観が達観しまくってて、いつも呆気にとられてきました。
例えどんなに人生やり直せても、こんな生き様は無理だろーなー、と。

まず作風という点からして、独創的。
西原氏は自身のスタイルを2つ持っていまして、
・叙情派…極めて純文学に近いエッセイスト的な作品。→「ぼくんち」「いけちゃんとぼく」等。と、
・無頼派…ドきつい程に型破りな生き方を綴った作品。→「まあじゃんほうろうき」「恨ミシュラン」等。
の、全く似ても似つかぬ極端なスタイルを両立させている、という奇特な作風で知られています。
そして、そのどちらも本当に独創的で、どちらも一つのスタイルとして確立しているんです。
これだけでも、相当な異質。

一見、倉田真由美氏(くらたま、の愛称でも有名な作家)や浜口乃里子氏のような、女流漫画家と同列に見えますが、
この方たちとも明らかに違う。
倉田氏や浜口氏は、「女流」漫画家として、まず女性ありき、の視点で描いているのですが、
西原氏は「まず一個の人間として」の視点で世界を描いている。それでいて女性という個性を客観視して自己を
表現している、という大きな違いを感じます。
つまるところ、まぁ人としての体験・経験の質が全くもって桁外れにでかい。
と、そんな感じを受けさせられる作品が目白押しの作家なんですね。

その氏の作品の中でも、この「毎日かあさん」は特に異質な作品になります。
西原氏は先程述べたように、2つの異なった作風を持ち合わせていますが、基本的にこの2つを完全に住み分けて
使っていました。つまり叙情的に書くときは一貫して叙情的に、無頼に書くときは徹底して無頼なままに。

ですが、この「毎日かあさん」では、その2つがない交ぜになって同居しているという、氏にとって極めて珍しい
作品になってます。
日常の子育て風景を書き連ねている点では、明らかに粗暴なほど無頼なタッチなのですが、ふと心象風景の描写に
なると、さわやかなまでに詩的で叙情的なシーンになる、という風に。

その意味でも、特別です。おそらくは氏の代表作となるでしょう。

さて、今回実写化されるのは、その中でも亡夫・鴨志田穣氏との家族生活、そして離別、復縁、死別となった時期を
描いています。(この当時にあわせてなので、お子さん達がまだ小学校・幼稚園の当時の頃となるわけですが、
現在は二人とも中学生になっています。まぁ、そういう意味ではかつての思い出の日々、という事になるわけですが)

この鴨志田穣という方も西原氏に負けず劣らずのハチャメチャな人で(元戦場カメラマンです)、まぁこの方の生き様
も、どうやっても多分真似できません;;。破綻の仕方が半端でない;;。
そんな強烈な個性同士の夫婦だったもんですから、まぁ想像を絶するような日常だったわけですが、
それをキョンキョン、永瀬両氏が見事に再現していたのが見事でした(^^)。

二人とも流石、本格の役者だなぁ、と感心しきりでしたね☆

そして、そんな無頼な日常の中で紡がれていく叙情的な風景も、これまた見事に再現されていました。
よくぞここまで原作のイメージを実写化できたもんだ、と思いましたよ。

ま、個人的にはこれの前に見たのが、残念アニメ(--;→強烈ホラー(゚゚;、だったので、感覚的に刺激に鈍くなってました
けど、率直にいって「笑いあり、涙あり、教訓あり」のいい映画だったな、と思っています。
特にお子様連れで見に行くのにもいい映画ではないかなぁ、と思っています。
(但し、子供たちのハッチャケっぷりも半端ではないので、それは真似するなと釘を刺す必要はありますがw;)


でも総じて素直に楽しい映画だったと思います。家族連れでいくのにオススメですよ(^^)。

ではではー^^)/。
posted by りちゃ。 at 22:35| Comment(4) | TrackBack(0) | CI・NE・MA
この記事へのコメント
映画は、多分DVDで見ると思いますが、西原&鴨志田夫妻の世界ですか。
鴨志田穣の「アジアパー伝」は数冊読みました。
ご自身の矮小さを隠さず書かれてるのはすごいのですが、、、、
まあ、西原さんが本気で「死ね」と思ったというほど、
家庭生活の地獄絵図が、、、映画じゃ無理でしょうね。
Posted by 緑茶のふろく at 2011年03月06日 21:51
緑茶様

まー、あの夫婦の夫婦生活をリアル映像化するなんざー、どうやったって無理でしょw;。
映倫に、即刻引っかかりそうですしw。
(ホントの意味で倫理的に(^^;)

ですが、その辺は上手くオブラートに包んで加工してありましたねぇ。
放映できる範囲内のネタでw。

ある意味、西原氏の世界観からすると「きれい過ぎる」作品になってしまっていたのが
ちと残念でしたが、ま、それは仕方ないかな、とも。
Posted by りちゃ。 at 2011年03月06日 22:12
おお、やはり良かったですか。
たしかに毎日かあさんは西原理恵子さんの代表作って感じですね。
雰囲気は「ゆんぼくん」に近いかな?
お子さん達との笑いあり、怒りあり、涙ありのはちゃめちゃな生活を描きながら、一貫してそういう生活をこよなく愛してるって感じが伝わってくるのがとても好きです。

>こんな生き様は無理

高校を退学になって本当の裁判をしちゃうような人ですからねえ(笑)
Posted by ピィ at 2011年03月08日 08:22
ぴぃ様

あと脱税とかにも挑戦しちゃう人ですからねw。

けど、生き様の多様性、という意味では本当に勉強になった方です。
いわゆる"常識"というものそのものが、その人の価値観のみで出来ているという事を
教えてくれた作家さんです。

その意味では、立派に「人生をテーマとした芸術家」と言っていいと思うんですけどね〜。
(ご本人自身は、未だ道半ばという感じみたいです(^^;)
Posted by りちゃ。 at 2011年03月08日 09:25
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