常連である崇徳高校に、部員不足に悩む広島城北高校が出場叶い、挑みます!
【ダイジェスト】
最初の攻撃は広島城北からとなったが、その攻撃で、
崇徳DE79番生田選手(1年)がボールのファンブルを誘い、そのボールを崇徳MLB28番奪い取る木村選手(3年)が確保に成功。
そのチャンスを崇徳は、
RB10番加藤選手(2年)がエンドゾーン(得点エリア)に持ち込み、先制のタッチダウンとする。
[崇徳 7-0 広島城北]
反撃に転じたい広島城北だが、その攻撃で、
またしてもボールをファンブルし、崇徳DT66番池亀選手(3年)に奪われ、
TEに入った28番木村選手(3年)にリバースプレー(流れと逆方向に展開するランプレー)を決められ、さらに差を付けられる。
[崇徳 14-0 広島城北]
この後、攻守において崇徳が広島城北を、怒涛の勢いで圧倒していき、
RB14番阪本選手(2年)、
RB10番加藤選手(2年)、
RB11番岡田選手(2年)、
RB28番木村選手(3年)達がタッチダウンを量産。
特に28番木村選手はディフェンスでも、
MLBの位置からタッチダウンを重ねていく事で、勢いを増していく。
さらには、
H4番栗栖選手(3年)による2ポイントコンバージョン(タッチダウンの後の1プレーで2点を獲得するプレー))をも決め、相当なまでの差を付けていく。
広島城北も随所に好プレーはあり、
KR46番河野選手(1年)、
WR83番岡東選手(1年)、
RB29番木建選手(1年)、
TE99番森選手(2年)、
QB15番高橋選手(1年)らの奮闘はあったが、
その大勢を覆すには至らず、
前半を終えたところでコールド成立。
[崇徳 80-0 広島城北]
崇徳高校FIGHTING DUCKSの勝利、となりました!
結果を見ると戦前の想像通り、一日の長がある崇徳高校の圧勝、という結末でしたが、配布されたメンバー表を見るところ、広島城北はほぼ全員が1年生である事、おそらく実戦自体が初の試合であった事、部員総数では広島城北の方が上回っている事、を考えると、来年・再来年は大変興味深いものになるな、と思いました。
台風近づく悪天候の中、それを吹き飛ばす様な奮闘ぶりを楽しませて頂きました。
両校とも、これからも頑張って下さい! ^^)/。
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広島城北高等学校LONGHORNSの皆様へ
皆さん、初陣を終え、お疲れ様でした。
今回、遠い昔に専門誌で見た、懐かしい名前の高校が参戦すると知り、思わず観戦、中継致しました。
皆さんの奮闘ぶりは、良く心に沁みました。
メンバー表を見て、なお驚きました。ほぼ全員が1年生。実質わずか半年足らずで挑んだその意気に、さらに関心する次第です。
そしてその短期間にしては、攻守とも、アメリカンをやる為に必要なアサイメント(役割分担)がこなせており、よく研究されてきたな、と思いました。
素晴らしい事だと思います。
皆さんがこの試合に備えて研究した中に、3つの事が欠けていました。それが(有態に言って)惨敗となった要因です。
相手を倒す為の"タックリング"、味方を守る為の"ブロッキング"、ボールを保つ為の"ボールキーピング"です。
アメフト理論、戦術論も大事な事ですが、
味方を守り続けるブロック、
相手を倒すまで続けるタックル、
ホイッスルが鳴るまで持ち続けるボールキープ、
が出来ていないと、全て無駄になる辛さが、今日の試合で身に染みたと思います。
さあ、今からそれらを身に付けましょう。
やり方は既に学んでいるでしょう。でも「本物」に触れて、足りてない事も実感したと思います。
でも、ようやく「本物」に触れたんです。忘れない内に、身に付けましょう。
身に付けてしまえばコッチのものです。それをもとに、今度はやり返しましょう。
幸い皆さんは、まだ来春も挑めます。その気になれば来年秋にも、多くの1年生は、さらにもう1年挑めるんです。
これは既に凄い武器になってます。
そして磨いていきましょう。この3つの技術は、どのチームに行っても使います。求められます。
ついに始まったアメリカンフットボールライフを、大いに満喫して下さい!
そして出来たら、いつの日か、王子スタジアムやエキスポフラッシュフィールドといった檜舞台で戦う姿を、撮らせて下さいね。
期待してます!
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崇徳高等学校FIGHTING DUCKSの皆様へ
この度は全国大会出場、おめでとうございます。
久方の県予選となり、一抹の不安もあったかと思いますが、大過なく進出を決め、流石と感じています。
実は昨年秋、他の試合を撮影観戦し終えた後、皆さんの試合があると知り、同様に撮影観戦致しました。
相手が関西優勝となった立命館宇治という事もあり、文字通り蹂躙される苦しい試合でしたが、それ以上に気になったのが人数の少なさでした。
広島の雄の今後に不安を覚えたりしたのですが、今日の試合で昨年よりも揃った陣容を整えており、安堵致しました。
また、今年は例年の様な、いきなり全国大会ぶっつけ本番ではなく、県予選という形で実戦を経験出来た事も大きい事でしょう。
その意味でも、対戦を実現した広島城北の存在は有難かったろうと思っています。
この試合の中で、色々とわかる事もあったと思います。私としては試合を進めていく為の段取り、を再確認する良い機会になったのでは、と察しています。
段取りとは、一例挙げると、選手交代のメンバー確認。
攻・守・蹴と入れ替わる際、誰が出る事になり、下がる事になるか。
負傷した者が出たら、その代役は誰が入る事になるのか。
さらにその代役が負傷した場合は、誰がどうするのか。
トライ・フォー・ポイント、FG(フィールドゴール)の際、キック出来なかった時、ボールキャリアはどちらに動いてランするか、あるいかパスするか。
それを踏まえてTEは、何秒ブロックした後に、パスコースに出るのか。どのルートを走るのか。
オフェンスでディレイ・オフ・ザ・ゲームを避ける為に、何秒前にメンバーチェックを完了し、何秒前にハドルを解くのか。
その時間は誰はどうやって教えるのか。
その時間内でハドルを終える為、プレーコールはどう簡略化したら良いか。
もし人数が足りなくても罰対されない様、プレーしたい時、どう配置したら有効とされるのか。
(※ヒント:正しく付けば9人でもプレー出来ます。)
また、その時行うプレーはどうするか。(パスの投げ捨て?スパイク?etc)等など。
いかがでしょう。思い当たる事は、この試合にも起こりませんでしたか?
これらは全て、如何にして損をせず、無駄を出さないか、という事になります。
今から挑む相手は、昨年同様、多くの相手と戦って勝ち上がってきた強敵になります。
力量差も厳しくなり、よりこの「損をしない、無駄を出さない」準備が重要になります。
まだ時間はあります。準備していきましょう。
そしてこの準備は、来年・再来年の準備でもあります。
1・2年生の皆さんの中には、自分たちが最上級生になる時、今年の様に全国に行けるだろうかとに不安を覚えている方もいるかもしれません。
広島城北の方が、陣容が満たされているからです。
この競技は人員の多少がそのまま戦力に繋げるので、さもありなん、だと思います。
それを乗り越える為にも、試合運びの妙をわかるかどうかは重要な要素になります。
今から研究しても遅くありません。
頑張っていきましょう!
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この試合を実現された関係者の皆様へ
この度は無事、県予選を開催されました事、お喜び申し上げます。
アメリカンがなかなか浸透しない中四国におきまして、常に消滅の危機を感じつつ普及に努められ、今回ようやくに試合を開催された事に、感動を禁じ得ません。
大学や社会人では、九州地域の躍進など地方リーグの活性化の兆しを感じたりもしますが、その橋頭保として位置する広島にも、同じモノが生まれればと願っています。
私事ではありますが、私なりに活動の中で応援していきたいと思います。
皆様の今後のご活躍を、祈念致します。
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ではではー^^)/。
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全中継は、こちら。
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