クラブベアーズは人員不足に苦しむ中、状況打開を図る。
正英は近年に無く人員補強は成るが、まだその優位を活かせていない。
活路を見出すのは、果たしてどちらとなるか!?
[ダイジェスト]
最初の攻撃は正英から。いきなり、
WR81森藤選手(防衛大学校)への75ydロング・タッチダウンパスが決まり、先制する。
[ベアーズ 0-6 正英]
さらに守備でも、
LB5江草選手(大阪工業大学)のパスカット等でベアーズ攻撃を止めると、
次の攻撃でWR1石倉選手(岡山大学)へのタッチダウンパスが決まり、さらに差を拡げる。
[ベアーズ 0-12 正英]
開始早々にアドバンテージを取られたベアーズは、
KR89佐藤選手(大阪体育大学)キックオフ・リターンで反撃開始。
WR2末谷選手(大阪学院大学)、
RB23小寺選手(大阪国際大学)へのパスで前進し、
RB19小山選手(関西外国語大学)のランで、タッチダウンを1本返す。
※小山選手は、元"加古川オズナス"で活躍した選手なので、個人的に嬉しいです!(^^)!
[ベアーズ 7-12 正英]
しかし正英、ここで怯まない。
QB10小幡選手(近畿大学)、
RB20植田選手(同志社大学)のランで再度ベアーズディフェンスを切り裂いていき、
WR81森藤選手へのタッチダウンに繋げる。
[ベアーズ 7-18 正英]
正英はさらに、
反撃狙うベアーズ攻撃を、MLB11竹ノ内選手(徳島大学)がインターセプト(パス奪取)をする等、今までにない正英の凄みを見せ、試合は波乱が起こる予感を感じさせ始める。
これを変えるべくベアーズは、
QBをエースのNo.8稲葉選手(京都大学)からNo.4木内選手(摂南大学)に変え、打開を図る。
が、
それをも正英DE43見上選手(近畿大学)QBサック(パスを投じる前にQBを倒すプレー)、
CB19木原選手(愛媛大学)のインターセプトで封殺する。
このまま正英ペースで前半を終える、かと思われた矢先、
ベアーズMLB1岡本選手(大阪産業大学)がインターセプトして、攻撃権を奪還し、
これをWR2末谷選手へのパスでタッチダウンとする。
[ベアーズ 14-18 正英]
さらに前半終了間際残り32秒から、
奇策"フリー・フリッカー"を敢行!
RBに入ったQB4木内選手からWR82寺崎選手(大阪体育大学)へのパスを決め、逆転に挑む。
そして、時間を秒単位で刻むかのように、
WR2末谷選手へのパスを通し、
残り3秒のラストプレーで、QB8稲葉選手、RB19小山選手へのタッチダウンパスを決める!
[ベアーズ 20-18 正英]
QB8稲葉選手、会心のオフェンスシリーズで、ベアーズリードとなって前半戦を終える。
後半も拮抗した戦いになる。
ベアーズがWR89佐藤選手へのパス、
FB45川幡選手(北大津高校)のランで前進すると、
正英SF12井上選手(近畿大学)インターセプトで封じ、
正英がRB20植田選手のラン、
TE26辻井選手(近畿大学)へのパスで前進すると、
ベアーズDT62久保田選手(立命館大学)、OLB55西川選手(関西外国語大学)がタックルし止める、と白熱の攻防になる。
※西川選手も、元"加古川オズナス"のメンバー。躍動する姿を見ると嬉しいです^^)/♪
この中、
正英もDE99山田選手(近畿大学)のQBサック(パスを投じる前にQBを倒すプレー)で攻撃権を奪う、かに見えたが、
パントで、PR81森藤選手が痛恨のファンブル。ベアーズMLB1岡本選手がこれを押さえ、ベアーズに再度の攻撃権が舞い込む。
ベアーズ、このチャンスを活かすべく、
FB45川幡選手、
WR2末谷選手、
QB8稲葉選手、
RB19小山選手、と持てるタレントをフル活用し、
見事、タッチダウンとする。
[ベアーズ 27-18 正英]
終盤に入ってのリードに、正英、苦しい状況になるが、試合時間残り4分を切ったところから、突破口を作り出す。
TE26辻井選手、
WR1石倉選手、
WR15大久保選手(同志社大学)へのパスを展開し、勝負処では、
QB10小幡選手自らの突進で状況を打開し、
怒涛の勢いで、
前進していき、
残り時間1分を切って、QB10小幡選手、タッチダウンに結び付ける!
[ベアーズ 27-25 正英]
この時点で残り時間は49秒となっており、正英、逆転にはオンサイドキック(敢えて短く蹴り出し、ボールの所有権確保を狙うギャンブルキック)を成功させる必要が出る。既にそれしかない事はベアーズも承知の中、正英、オンサイドキック敢行!
これを、見事に成功させる!
厳しい状況は変わらないが、逆転の可能性を得た正英、最後の攻撃に挑む。
が、
これをベアーズCB26馬渡選手(大阪経済大学)にインターセプトされ、ジ・エンド。
[ベアーズ 27-25 正英]
クラブベアーズの勝利となりました!
これまでの戦績や評価を大きく覆す、白熱した見応えのある試合となりました。
要因としては、序盤に正英が先制パンチを決める事に成功した事が大きいと思います。これにより正英自身が、自分たちの力に手応えを感じ、本来持っているポテンシャルを遺憾なく発揮できた事で、拮抗した戦いになったと見ています。
また、両チームのQBが、ともに素晴らしいパフォーマンスを披露してくれました。ベアーズQB8稲葉選手は前半終了間際、正英QB10小幡選手は後半終了間際に、現時点のチーム力で出来る最高の組み立てを実践し、タッチダウンを挙げる事に成功しました。日常から技術精度を錬磨できる大学生やX1レベルならいざ知らず、現実的に社業・家業の余暇を当てざるを得ないX2・X3では、思えどもなかなか出来る事ではありません。このハンデを踏まえて、見事に達成した両QBの活躍が、この試合の華を添えたと見ています。
勝敗を分けたのは、この難解な状況を、ベアーズは1度で済み、正英は2度挑まねばならなかった点であったと見ます。これは試合の綾、とも言えますが、この状況に至らない様にする、試合進行の逆算がチーム内に浸透しているか、の差とも言えます。経験豊富なベアーズに、長じた部分があったという事でしょう。正英は、これを克服する事で、次のステップが見えてくると思います。
いずれにしても、素晴らしい試合でした。
両チームとも、これを糧にして、更なる飛躍に繋げていってほしいものです。
ではではー^^)/。
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全中継は、こちら。
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2Q途中から
[LIVE録画]
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いつも楽しく視聴しているのですが、得点表示が新しくなった頃から数秒に一度、動画がカクカクして見にくくなる事が増えました。
動画をDLして見ても同じ症状なので何か原因があるのではないでしょうか。
これからスタジアムも寒くなると思いますが、お体に気をつけて実況がんばって下さい。
コメントありがとうございます。
ご指摘の点は、私も苦慮しています。
要因は、新規にした得点表示機能搭載カメラの画質向上による撮影ギガ数の増加と、それに対応する為のwifiルータ導入の、理想的設定が未だ模索中である為です。
カメラを更新した際、1試合辺りの動画データが格段に増加しました。中継データとしては、以前のカメラだと1〜2GB前後だったものが、10〜15GBになりました。
この為、通常の携帯電話契約のモノでは利用上限にすぐに達してしまい、wifiルータも導入したのですが、通信環境・10GB制限など、様々な点を試行錯誤中です。
現在は「どんなときもwifi」が妥当とみて使用しています。春の時期よりは安定しましたが、それでも複数日に跨って連続で中継した際、3〜4試合目辺りからコマ落ちする状態になっています。
(不思議と鶴見緑地で起きてます)
後整理のゲームレポートも、我欲が勝っての多方面観戦中継と日常の生活に時間を割く為、後手後手となっていて、申し訳ない事です。
カメラ設定など含め、まだまだ模索すべき点もあると思います。
今しばらくご猶予をお願い致します。