[ダイジェスト]
先攻はSWとなる。この攻撃を、
いそのディフェンス、CB7吉野選手(鳥取大学)のパスカット、
DT66河合選手(岐阜大学)のタックルで抑え込む。
転じていその攻撃となるが、
今度はSW CB38小林選手(東北大学)がインターセプト(パス奪取)をし、攻撃権を奪取、
いそのディフェンスも再度圧力をかけて、この攻撃を抑え込もうとする。
しかし、SW QB4前田選手(関西学院大学)、
WR5内藤選手(龍谷大学)へのパスで、これを突破し、
RB47村上選手(甲南大学)の中央突破で、先制のタッチダウンを挙げる。
[SW 7-0 いその]
だが、この直後のキックオフで、
いそのKR25宮部選手が好リターン。この好機を、
QB18田中(憲)選手(岐阜大学)、WR11松永選手(四日市大学)へのロングパスでタッチダウン決め、同点とする。
[SW 7-7 いその]
この反撃にSW、気合が入ったか、
RB47村上選手の突進から、
WR10水野選手(関西学院大学)、
WR7木村選手(関西学院大学)へのパスを展開し、
WR5内藤選手へのパスでタッチダウンする。
[SW 14-7 いその]
早々に追いつきたいいそのは、
QB18田中(憲)選手のラン、
WR11松永選手へのパスで前進していくが、
このパント(キックによる攻撃放棄)シチュエーションで、TE86勘耶選手(姫路工業大学)へフェイク・パスを投じるも、SWにカバーされ、不発。
その次の攻撃でも、
SW CB17柴田選手(龍谷大学)にインターセブトを決められてしまう。
WR5内藤選手へのパスで、いその陣ゴール前に詰め寄る。
この窮地を、いそのディフェンス、
LB30鷲見選手(岐阜大学)や、
DL陣の懸命の踏ん張りで食い止めると、SWはFG(フィールドゴール:キックによる加点)を選択。
ここでSW LS58家馬選手(神戸学院大学)がロングスナッブ(ラインからのボールの投げだし)をミス。
結果、このSW攻撃は無得点、となったところで、
[SW 14-7 いその]
で前半戦を終える。
後半はSWが攻守に躍動。
FB47村上選手のランを皮切りに、
WR7木村選手へのロングパスで開始早々にタッチダウン。
[SW 21-7 いその]
さらに次の攻撃でも、
WR5内藤選手のラン、
WR1長選手(神戸学院大学)のパスで前進していく。
この流れを変えんと、いそのも、
QBサック(パスを投じる前にQBを倒すプレー)等して食い下がるが、SW QB4前田選手、
WR5内藤選手、
WR15国府選手(立命館大学)へとパスを通し、
さらにそこへFB47村上選手のランを加え、
RB27東選手(京都工芸繊維大学)のランで、タッチダウンを加える。
[SW 28-7 いその]
いそのも反撃に転じようとするが、
SW DT59関選手(龍谷大学)、
DE52村越選手(兵庫県立大学)のQBサック、
CB13菊山選手(関西学院大学)のインターセブトにより、攻撃権を失う。
逆に好機を得たSWは、
FB47村上選手のランで加点。
[SW 35-7 いその]
さらにDE91福永選手(兵庫医科大学)、
DE52村越選手等のQBサックで、いその攻撃を粉砕すると、
WR24井上選手(大冊経済大学)へのロングパスでタッチダウンを加える。
[SW 42-7 いその]
いそのはSWの怒涛のラッシュに翻弄され、
4th Down ギャンブル(4回目攻撃権でも攻撃続行)も封じられ、
このまま試合終了。
[SW 42-7 いその]
サイドワインダーズの勝利、
サイドワインダーズ、Div2残留となりました!
終わってみると、サイドワインダーズの完勝、という内容の試合になりました。
いそのも前半は、やや劣勢とは言え、互角の戦いを演じていました。
昨年までDiv2にあったチームなので、地力は十分だったと思います。すぐさま同点に追いついた辺り、それを証明していました。
実際、スキルポジションには一発でタッチダウンを取れる力量を持つ選手もおり、その点では魅力的なチームです。
惜しいのは、地域性を含めての人材不足、特にOLの層が不足しているのが消耗戦で差を生んでしまっています。
後半圧倒されてしまったのは、この点で、頼みのオフェンスが破壊されました。
私の持論は"アメリカンは、OLのおかげで勝ち、QBのせいで負ける"なのですが、そのものの内容になりました。
単純な打開策はOL陣の補充、なのですが、先の理由で叶わないのだろうと思います。
(私の大学母校も同じ境遇で、不思議と大型の選手、肥沃な選手に恵まれませんでした。技量ではX1でも通用する選手が出る程ありましたが、体格が小柄なOL,DLとなるため、疲労が溜まる後半に伸び悩み、最終的に優勝に至れない事が、多くありました。)
現実的に、上記以外の方策となると、TEタイプのレシーバーの補強、育成、となるでしょう。
理想は2TEを可能とする陣容です。
プレッシャーを浴びたQBが窮地を脱する際、真っ先に頼るのは、遠投もコントロールも差ほど求めずに済む、長大かつ頑健なTEです。相手にとっても、LBタイプの選手を当てがうか、DBタイプの選手をあてがうかの思案を要求される為、厄介です。
好例が、1990年代のN.Y.Giants,2000年代のNew England Patriotsでしょう。
あくまで一案ですが、方策を練って対応してほしいところです。
サイドワインダーズは、まさかのDiv3入れ替え戦出場となりましたが、無事勝利し、来期の立て直しの時を得られました。
こちらも同様に、OL,DLの層が希薄化しており、それが戦績に繋がってしまった様に感じます。
ノンスポンサード故の支援面が不足している事も遠因にあると思いますが、何とか立て直し、来期の復活に繋げていってほしいです。
両チームとも、お疲れさまでした。
来期も頑張って下さい!
ではではー^^)/。
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