寡兵ながら、狡猾、かつ、強かなチームでした。
コロナウィルス猛威奮う中、米国NFLが、ついに2020シーズン開催を実施しました。
米大学NCAAフットボールが、それまでのカンファレンス編成すら覆す程の変革を踏みつつ、しかし実施を見送るところも出てくる中、敢えて実施とした気概に、米国自らのアイデンティティを示さんとする気迫を感じています。
日本国内も、実施形式変更、昇降格の見送り等、各所様々な措置を踏みながら、何とか開催へと進めている気運にあります。
災禍というのは簡単ですが、時流とも言えるかもしれません。
その時々に応じて、その時流の中で挑んでいく事は、どの世界でも共通の課題でもあるでしょう。
その時流の中で、活動を終えていったかつての雄もあります。
続けている振り返りは、今回もその中の1チームとしました。
今回は、"和光レイダース"というチームを取り上げます。
確か前身は、1990年代に西日本社会人にあった"レイクレイダース"であったと思っています。(違っていたらスイマセン。良かったらご存じの方は、お教え願います。)
"和光レイダース"としての活動は、NFA西日本のイヤーブックをみると、2002年から、となっています。
ここでよく引き合いに出している、加古川オズナス (KAKOGAWA OSNAS)とも、よく対戦していました。
その加古川オズナスに在籍していた、同輩CB松谷選手にチーム評を聞いた事がありますが、かなり嫌な顔をして「当たり方ややり方がダーティや。好かん」とボロクソ言ってましたw;。今でいうターゲッティング的、レイトヒット的なヒットが多々あった点や、反則に取られかねない厭らしさがあるチームだったようです。
言われて注目してみると、確かにその様に取れるプレーが散見してました。その意味では、本場NFLレイダーの"Tough&Mean"に通じるモノも感じます。
ただ同時に、試合巧者な試合運びをするチーム、でもありました。
人員面で常に苦慮する環境にありながら、相手をリズムに乗せない、のらりくらりとした粘りある攻守で競り合った状況を作り、試合の要所となる時に事を仕掛ける抜け目なさ、得たチャンスは確実に得点に結びつける強かさは、寡兵でも侮れないモノを感じさせてくれ、観る価値のあるモノでした。
その巧者、和光レイダースの最後の試合となったのが、ここに投稿する2017シーズン最終戦の、対クラブアイランズ戦になります。
この対戦相手、クラブアイランズは前年2016年のX3覇者で、この時点でも1分無敗の首位にあり、負けない限り優勝確定の状況でした。
その相手に、あわや、と思わせる状況まで追い詰めた、見事な戦いぶりでした。
やはり侮れないな、とこの時も思いましたが、翌2018シーズン、直前まで参戦する気概を公表しつつ、ついに人員が至らず不参加となり、以来姿が見えなくなってしまいました。
正直、思い入れがあったわけではないのですが、数量だけとは限らないアメリカンの魅力を教えてくれるチームだったので、一抹の寂しさを覚えたものです。
その雄姿を現しておきたく、ここに投稿致します。
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2020年09月13日
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